大学受験を勝ち抜くために赤本は欠かせません
こんにちは!今回は赤本についての話です。皆さんは赤本って知っていますか?
赤本とは、教学社が発行している大学入試の過去問題集のことです。皆さんも本屋さんで、真っ赤な表紙に黒い文字で〇〇大学と書いてある本を見たことがあるのではないでしょうか?
赤本は、2013年3月時点で全国375大学分を発行しています。現在はもっと増えているのかもしれませんね。皆さんの志望校のものもきっとあると思います。
この記事では、皆さんが赤本を使うにあたって浮かんでくる疑問の解説と、赤本の効率のいい使い方を解説していきたいと思います。

赤本はいつ買えばいいの?
新しい年度の赤本は、早いものなら7月から発売が始まります。遅いものだと9月~10月くらいですね。だいたい難関校から順に発売されていきます。
まだこの時期だと志望校がしっかり定まっていないという人も多いと思います。特に志望校が一つに決まっていない人は、「後から志望校が変わるかもしれないし…」などと考えてしまって、いつ赤本を買えばいいか迷ってしまう人が多いようです。
いったい赤本はいつ買うべきなのでしょうか?
赤本を買うのは早ければ早いほどいい
僕は、赤本を買うのは早ければ早いほどいいと思っています。その理由は、早いうちから志望校の過去問を見ておくことで適切に計画を立て、効率的に対策ができるからです。
早いうちから過去問に触れておくことで、自分の目指す学力と現在の学力との差を見極めることができます。たいていの人は、初めて過去問を見たときは「なんだこれ!ムズっ!」と感じると思います。
ですが、受験までにそれらを解けるようにしておかなければいけません。自分の目指す場所と現在の立ち位置を知ることで、勉強へのモチベーションもぐっと上がりますね。
また、志望校の出題の傾向を知っておくことで、効率よく対策することができます。頻出分野はどこなのかを知り、それと自分の苦手分野が重なっていたら特に重点的に対策をする。このようにすれば、ただ闇雲に勉強するよりもずっと効率がいいです。
志望校が決まってなくても大丈夫!
志望校がまだ一つに定まっていないという人でも、志望する可能性がある学校の赤本を買っておくといいと思います。特に第一志望の学校のものを買うのがオススメです。
早めに買っておくことで、モチベーションのアップにもつながります。後から志望校が変わるとしても、またそのときに買い直せばいいだけなので、1冊くらいは早めに買っておきましょう。
過去問はどれくらい前まで用意すればいい?
志望校対策に最も適しているのは過去問です。受験直前は何よりも過去問を優先して解いていくべきです。ですが、過去問はいったい何年分用意すればいいのでしょうか?
第一志望の過去問は10年以上そろえるべし!
第一志望の過去問は10年分以上そろえるべきです。併願校なら3年ほどでもいいですが、第一志望の大学の場合はそれでは足りません。ちなみに僕は12年分揃えました。
過去問はその学校の出題の傾向や、頻出分野などを分かりやすく示してくれています。3年分では、その学校のすべての出題傾向を読み取ることは難しくなってしまいます。
過去問の数は多ければ多いほどいいです。あらゆる手段を使って、できるだけたくさん集めましょう。
赤本1冊だけでは足りません!昔の過去問を手に入れよう!
1冊の赤本には、平均して3~5年分ほどの過去問が収録されています。もちろん、もっと多い場合もあるしもっと少ない場合もありますが。
先ほど第一志望の過去問は10年以上そろえるべきだと言いました。ですが、赤本1冊には3~5年分しか含まれていないので、第一志望の分はこれだけでは足りません。
そんな時は古書店やヤフオク、メルカリなどを活用して昔の赤本を揃えておきましょう。過去の赤本は比較的安く売られているため、揃えやすいと思います。
少々手間はかかりますが、それよりもずっと大きなリターンを得ることができますよ。
赤本は受験対策に最良の参考書です
赤本は受験をしていくうえで欠かすことのできない存在です。もはや大学受験のシンボルにもなってきていますね。

赤本は適切な使い方をすれば受験の合格にぐっと近づきます。本番で焦らないためにも、時間をはかったりしながら本番に近い形式で問題演習をしましょう。
皆さんの合格を祈っています!
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